川端康成 名言
川端康成(かわばた やすなり)1899年~1972年
小説家。ノーベル文学賞受賞
主な作品:「伊豆の踊子」「雪国」「千羽鶴」「山の音」「眠れる美女」など。
・別れる男に、言いなさい。「花の名を一つ覚えておくように」。花は毎年必ず咲きます。
・国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
・なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。忘れないのね。別れたあとってそうらしいわ。
・二人の結婚は美しかった。なぜなら、彼女は離婚する力を持っていたから。二人の離婚もまた美しかった。なぜなら彼女は友だちとなれる心を持っていたから。
・騙されないで人を愛そう、愛されようなんて思うのは、ずいぶん虫のいい話だ。
・人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。
・大病をして死を身近に感じると、深くたしなめられた気持ちがして、それまで重大に思えたことが、そうではなかったと悟るようになるものだ。
・自分の愛情は疑っても、嫉妬は疑わない。
・男が家庭を持ちたいってのは、思いきり阿呆になれる場所がほしいからだ。
・結婚の相手を選ぶといったって、つきつめて考えれば、結局のところ、おみくじを引くような、銀貨の表か裏かを判じるくらいのものだ。
・親の生涯の成功か失敗かは、子どもの結婚の成功か失敗による。
・死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。
・死人にものを言いかけるなんて、なんという悲しい人間の習わしなんでしょう。