バールーフ・デ・スピノザが残した名言を紹介

スピノザ 名言


バールーフ・デ・スピノザ
バールーフ・デ・スピノザ(Baruch De Spinoza)
1632年~1677年
オランダのユダヤ系哲学者、神学者。著書:「エチカ」「知性改善論」「神学政治論」など。




・愛にまったく征服された憎しみは愛に変ずる。そしてこの場合、愛は、憎しみが先立たなかった場合よりもより大である。



・愛にまったく征服された憎しみは愛に変ずる。そしてこの場合、愛は、憎しみが先立たなかった場合よりもより大である。



・自分にできないと考えている間は、人間はそのことをやりたくないと心に決めているのである。



・高慢は、人間が自己を他の人々より優れていると思う謬見から生ずる喜びである。



・極めて自卑的であり、極めて謙遜であると見られる人々は、大抵の場合、極めて名誉欲が強く極めて妬み深いものである。



・名誉の悪用やこの世の虚妄について最も多く呼号する者は、最も多く名誉に飢えているのである。



・平和とは、闘いのないことではなく、それは魂の力より生まれる美徳である。



・肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する。



・情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、たちまち情念たることをやめる。



・自卑は、人間が自己を他のひとびとよりも劣ると信じる謬見から生ずる悲しみである。



・自由な人が考えるのは、ほかならぬ死についてである。そして彼の賢明さは、そこから死ではなく、生について熟慮をはじめることだ。



・賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるかということにある。



・或る行為を後悔する者は、二重に不幸あるいは無能である。最初に邪悪な欲望によって、次いで悲しみによって征服される者だからである。



・人があれもこれもなしうると考える限り、何もなしうる決定がつかない。




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