本・読書 名言2
・反論し論破するために読むな。信じて丸呑みするためにも読むな。話題や論題を見つけるためにも読むな。しかし、熟考し熟慮するめに読むがよい。(ベーコン)
・万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である。民衆が飲み食いするところでは、崇敬するところでさえも、常に息がつまるものだ。(ニーチェ)
・古人は書を読まなければ愚人になる、といった。それはむろん正しい。しかし、その愚人によってこの世界は造られているので、賢人は絶対に世界を支えることはできない。ことに中国の賢人はそうである。(魯迅)
・尽(ことごと)く書を信ずれば、則ち書なきに如かず。(孟子)
・良書がそばにあるということは、千万の貯金があるより、はるかに豊かで心を安らがせるものだ。(三浦綾子)
・読者に迎合して自分を失うより、自分を貫いて読者を失う方がマシだ。(シリル・コノリー)
・ただ難しいのみで、無内容なものならば、読む必要もないが、自分の思想が及ばないで難しいのなら、何処までもぶつかって行くべきではないか。(西田幾多郎)
・熟慮を重ねることによってのみ、読まれたものは、真に読者のもとなる。食物は食べることによってではなく、消化によって我々を養うのである。(ショウペンハウエル)