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・人間という者は、少しやさし過ぎるくらいでなくちゃあ、十分やさしくあり得ないのだ。(マリヴォー) ・人間が馴れることの出来ぬ環境というものはない。ことに周囲の者がみな自分と同じように暮らしているのが分かっている場合は尚更である。(トルストイ) ・およそ人間たるもの、便器にかかっている時ほど真剣で、思いつめ、精神統一を果たしている時は他にない。(スウィフト) ・人間というものは、普段から目の前にあるものより、過ぎ去ったもの、なくなったものに、あやしいまでの愛着を持つものである。 (兪鎮午) ・人間は、努力をする限り、迷うものだ。(ゲーテ) ・人間は、欲に、手足の付たる、物そかし。(井原西鶴) ・人間のすべての知識のなかで最も有用でありながら、最も進んでいないものは、人間に関する知識であるように私には思われる。 (ルソー) ・人間は地位が高くなるほど、足もとが滑りやすくなる。(タキトゥス) ・癖のない人間とはつき合えない。彼らには深情がないからだ。疵(きず)のない人間とはつき合えない。彼らには真気がないからだ。(張岱) ・人間は誰でもみんな、灰色の魂を持っている、だから、ちょっと紅をさしたがるのさ。(ゴーリキイ) ・人間のすべての性質のなかで、嫉妬は一番醜いもの、虚栄心は一番危険なものである。心の中のこの2匹の蛇から逃れることは、素晴らしくこころよいものである。(ヒルティ) ・人間のプライドの窮極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚ではないか。(太宰治) ・人間というものは、我が身のことになれば、己を甘やかし、たやすく騙されていまう。(マキアヴェッリ) |