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・批評家は自らの「好き嫌い」を「是非曲直」のオブラートに包んで差し出すところのインチキ薬剤師である。中身は要するに彼の「好き嫌い」に過ぎない。(林達夫) ・一冊の本を出すのには3年かかる。しかし、批評家がそれを茶化し、間違った引用をするのには5行で足りる。(アルベール・カミュ) ・批評家の言うことを聞いてはいけない。これまでに批評家の銅像が建てられたためしはない。(ヤン・シベリウス) ・批評家は常に比較する。比較できないもの、つまり「類いまれなも」はそこからすり抜ける。(ジャン・コクトー) ・批評家とは文学や芸術において成功しなかった者にほかならぬ。(ディズレーリ) ・自分が人を評価するように、他人もまた自分を評価する。 (フランスの諺) ・批評家をどう思うかと労働者作家に尋ねるのは、犬をどう思うかと電柱に聞くようなものだ。 (ジョン・オズボーン) ・率直なご意見を伺いたいとか、厳しくご批評下さいといいながら、内心ではただ称賛の言葉を待っている。 率直に批評した者がそれによって憎まれなくても、愛されることはありません。 (ハイネ) ・創作をしたことのない批評家は卑怯である。それは人妻に言い寄る神父に似ている。人妻の亭主は神父に同じことで仕返しできない。(テオフィル・ゴーチェ) |