アリストテレス 名言
アリストテレス (Aristotle) 紀元前384年~紀元前322年
古代ギリシャの哲学者でプラトンの弟子。あらゆる分野を研究し「万学の祖」とも呼ばれる。
著作:「形而上学」 「ニコマコス倫理学」 「自然学」 「政治学」など。
・希望とは、目醒めている夢なり。
・すべての人間は、生まれつき、知ることを欲する。
・多数の友を持つは、ひとりの友も持たず。
・人間の行動はすべて次の七つの原因の一つないし、それ以上のものを持つ。機会・本性・強制・習慣・理性・情熱・希望がすなわち、それらなり。
・行動する力の源にあるものは、行動しない力の源にもある。
・理性は神が魂に点火した光なり。
・火はギリシャであろうとペルシャであろうと同じように燃える。しかし、善悪の考え方は場所によって種々さまざまだ。
・すべての人間は知ることをことを求むるが本性なり。彼らが見聞を好むのは、その一つの象徴なり。実際の役に立たずとも、見聞はただ見聞として愛好されるからなり。
・教育は順境にありては飾り、逆境にありては避難所なり。
・人生はチャンスと変化に富んでいる。そして最も栄えているときに、人は大きな不幸に見舞われる。
・愛の願望はただちに生ずるが、愛というのもは、しかし、そうはゆかない。
・愛というものは、愛されることよりも、むしろ愛することに存すると考えられる。
・怒りは、しばしば道徳と勇気との武器なり。
・正義は社会の秩序なり。
・技術は一方において自然がなし得ざることを完成し、他方において自然を模倣する。
・芸術は自然を模倣す。
・人は単に知っていることによって知慮ある人たるのではなくして、それを実践しうる人たることによってそうなのである。
・悲劇は、憐れみと恐怖を引き起こす出来事を含み、それを通してかかる情緒のカタルシスを行う。
(カタルシスとは、心の中のしこりを浄化するという意味)
・貧乏とか恋愛(エロース)などの苦しみを逃れて死につくごときは勇敢な人のなすことではなく、それはむしろ臆病な人に属する。
・孤独を愛する者は野獣か、しからずんば神なり。
・野獣は野獣を知る。同じ羽毛の鳥は自ずから一緒に集まる。
・高潔なる人物は、恩恵を施すを好むも、恩恵を施さるるを恥ず。
・すべての無頼漢は盗人にあらざるも、すべての盗人は無頼漢なり。
・何びとにも恩恵を施す者は、他人より愛さるるよりも多く己自身を愛す。
・あたかも金に繁殖能力があるかのごとく、金に金を生ませるは最も不自然なり。
・人間は、その本性において政治的・社会的 動物なり。
・一羽のツバメが、またある一朝夕が春をもちきたすのではなく、それと同じように、至福な人・幸福な人をつくるものは一朝夕や短時日ではない。
・もっとも完全な政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級よりも数においてまさるそれなり。
・神すら過去を革めることを考えず。
・恥辱は若者にとりては装飾、老年にとりては不面目なり。
・肉体的快楽は、刺激の強きものゆえ、他の快楽を楽しむ能力なき人びとによりて追求される。
・賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
・幸福は満足せる人間に属す。
・ 唯一の安定せる国家は、すべての国民が法の前において平等なる国家なり。
・自分の性格は自分の行為の結果なり。
・人間は誕生の瞬間から、支配するか、もしくは支配されるか運命づけられる。