シェークスピア 名言
ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)
1564年~1616年
英国の劇作家、詩人。
主な作品:「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「リア王」「マクベス」「ヴェニスの商人」など。
・恋人に逢いにゆく嬉しさは、勉強をやめるときの子供の嬉しさと同じだが、別れるときの悲しさは、仕方なく学校へとぼとぼと行く子供の悲しさと同じだ。
・悪魔でも聖書を引くことができる。身勝手な目的にな。
・失策の言い訳をすると、その失策を目立たせる。
・君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなんだよ。
・「これがどん底だ」などと言っていられる間は、どん底にはなっていないのだ。
・人生はただ影法師の歩みだ。哀れな役者が短い待ち時間を舞台の上で派手に動いて声張り上げて、あとは誰ひとり知る者もない
・女の愛は食欲に似ている。深い心の働きからでなく、口淋しいだけのことだ。満腹すれば、すぐにいやになり、吐き気を催す。
・世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者に過ぎぬのだ。
・父親が息子に与える時は二人とも笑顔。息子が父親に与える時は二人とも泣き顔。
・嫉妬をする人はわけがあるから疑うんじゃないんです、疑い深いから疑うんです。
・絶対、喧嘩をはじめてはならね、が、いったん始めたからには、相手にこれは手強いと思い知らせてやるがいい。
・僕はこういった人間を知ってるんだ、つまり、なんにも口を利かないってだけで、利口者で通ってるんだね。
・友情は不変といってよいが、色と恋がからめば話は別になる。
・偉人には三種ある。生まれた時から偉大な人、努力して偉人になった人、偉大な人間になることを強いられた人。
・世間を欺すには世間並みの顔をしておいでにならなくては。
・一度裏切った者を信用するな。
・男というものは、いつもそうだが、わが家から離れているときが、いちばん陽気なものだ。
・過ぎてかえらね不幸をくやむのは更に不幸を招く近道だ。
・男が誓うと女は裏切るのだ。
・女子を傲慢にするものはその美貌である。私を惹きつけるのは、婦人の美容ではなく、その親切だ。
・たいていの友情は見せかけであり、たいていの恋は愚かさでしかない。
・一年中が、ただ遊ぶだけの休暇だったら、遊ぶことは働くことと同様に退屈だろう。
・どのくらいと言えるような愛は卑しい愛にすぎぬ。
・人と人との友情は、賢者でも結ぶのが難しいのに、愚者はあっさりほどいてしまう。
・嫉妬に御用心なさいまし。嫉妬は緑色の目をした怪物で、人の心を餌食にしてもてあそびます。
・金を貸すのも借りるのも、まかりならね。貸せば、金と友、両方とも失い、借りれば倹約の心が鈍る。
・あの人は本当は頭がいいから阿呆の真似ができるのね、上手にとぼけてみせるのは特殊な才能だわ。
・快い眠りこそは、自然が人間に与えてくれる優しい懐かしい看護婦だ。
・破壊的な喜びには破壊的な結末が伴う。
・蝕まれ出した愛情に限って、ことさらわざとらしい儀礼を見せはじめるのだ。
・よいことを言うのは善行の一種だが、しかし言葉は決して行為ではない。
・惚れきっていてしかも疑い、怪しみながらしかも愛さずにおれぬ男はなんという呪われた月日を過ごすことでしょう!
・恋はまことに影法師、いくら追っても逃げて行く、こちらが逃げれば追ってきて、こちらが追えば逃げて行く。